撮影・キャスティング
AIに使わせる前提で撮る、という話です。きれいに撮ることは、どの撮影会社でもできます。変わるのは、撮る前に決めることです。
撮影のご依頼について
撮影は、WEBサイト・システム制作の一環として行います。単発の撮影のみのご依頼は推奨しておりません。
撮り方は、その素材をどう使うかが決まって初めて決められるからです。用途が分からないまま撮った写真は、あとから足りない部分が出ます。
AI利用に特化した撮影とは
撮影そのものの技術ではなく、撮る前に決める条件が変わります。
- カットの網羅性
- 「後ろから見た写真は」と聞かれて答えられるよう、全角度を撮ります。抜けたカットは、あとから撮り足せません。
- 背景と光
- 自動での切り抜きが破綻しない条件で統一します。影の落とし方まで揃えます。
- 色の再現
- カラーチャートを入れて撮ります。「同じ色の商品」で探せる素材になります。
- 大きさの基準
- 寸法が伝わる基準を入れるか、撮影距離を記録します。写真だけでは大きさが分かりません。
- メタデータ
- 商品ID・カットの種別・撮影条件を、ファイル名とメタデータに埋めます。数千点を、あとから人手で付け直すことはできません。
- 展開の見越し
- 生成AIでのバリエーション展開やAR表示を前提に、元データの解像度と形式を決めます。
撮り直せない写真と、遡れない日報は同じものです。記録は、あとからは作れません。
キャスティングと、肖像の権利
モデルのキャスティングも承ります。契約には、使用の期限、許諾された媒体、そして生成AIの学習に使ってよいかを書きます。
そこまで持っておくと、「この写真、まだ使えますか」に管理画面が答えられるようになります。期限の切れる写真は、公開の前に止まります。
すでにお付き合いのある撮影会社があれば、そのままで構いません。
要件はこちらで書きます。撮影仕様書を無償でお作りします。
- 必要なカットの一覧
- 背景・光・アングルの条件
- ファイル名とメタデータの規則
- 納品の形式と解像度
- モデル契約に入れておくべき項目
| # | カット | AI側での用途 | 背景・条件 | ファイル名 |
|---|---|---|---|---|
| 01 | 正面(0°) | 一覧表示、自動での切り抜き | 白・影なし | {商品ID}_front_00.jpg |
| 02 | 斜め(45°) | 詳細ページ、回転表示 | 白・影なし | {商品ID}_angle_45.jpg |
| 03 | 側面(90°) | 「横から見るとどうですか」への回答 | 白・影なし | {商品ID}_side_90.jpg |
| 04 | 背面(180°) | 「後ろはどうなっていますか」への回答 | 白・影なし | {商品ID}_back_180.jpg |
| 05 | 上面(俯瞰) | 容量・収納の説明 | 白・影なし | {商品ID}_top_00.jpg |
| 06 | ディテール | 素材と仕上げについての質問 | 白・影なし | {商品ID}_detail_01.jpg |
| 07 | 色の基準 | 色の照合と、補正の基準 | カラーチャート同梱 | {商品ID}_colorref.jpg |
| 08 | 寸法の基準 | 「大きさはどのくらいですか」への回答 | スケール同梱 | {商品ID}_scale.jpg |
| 09 | 使用シーン | 用途の提案、シーンでの検索 | 環境光 | {商品ID}_inuse_01.jpg |
「AI側での用途」の列が、通常の撮影指示書には無い部分です。何に答えさせたいかが先にあるので、カットの過不足を用途から逆算できます。
仕様書だけをお渡ししても、意味がありません。それに沿って撮られた素材が、AIの読める形でサイトに入って、はじめて効きます。だから仕様書はお渡しします。
※ WEBサイト・システム制作をご依頼いただいている場合に限ります。
撮影の要否を含めて、まず現状をお聞かせください。
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